HISTORY

私達は1977年実験動物の「シバヤギ」の飼育・繁殖・販売並びにシバヤギを使用した抗体作製を事業目的に株式会社 シバヤギを創立致しました。
実験動物の「シバヤギ」は搾乳用ヤギの体長・体高より半分位の大きさです。最高学府の多くの研究者の努力により外科・産科領域で中型実験動物として貢献しました。
 
抗体作製を開始した時期はポリクローナル抗体作製が主に作製され、RIA並びに免疫組織用抗体として使用されていました。免疫動物として「シバヤギ」が適していた理由は蚊の媒介に抵抗がある為に抗体化の高い抗体が得られた事です。体重が大型ヤギの約半分ですが、結果的には希釈率が高くなるので検体測定本数では大型ヤギに免疫して得た量と粗同等でした。但し、経時的に成分採血装置を使用する際には大型ヤギがメリットありました。
当時のポリクロ-ナル抗体作製方法には大きく2つの方法がありました。微生物学者の免疫方法は免疫原の分子量が大きい事もあり免疫間隔が狭く短期間で抗体作製する方法が一般的でした。逆に内分泌学者の免疫方法は免疫原の分子量が小さい事もあり免疫間隔は長く長期間かけて抗体作製する方法が一般的でした。ポリクローナル抗体作製業務を開始後、「シバヤギ」以外による抗体作製、モノクローナル抗体作製、研究用イムノアッセイキットにチャレンジしELISAキット、TIAキットの商品シリーズ化をしてきました。
 
私達は今年創立35年を迎える事ができ、今日まで多くのお客様のご支援と商品化の為に快くソフト・ハ―ド面をご指導していただきました先生方・関係者に感謝申し上げます。
私達はイムノアッセイキットを研究者にご利用いただき研究論文がin press並びに雑誌に載った情報をいただいた時がこの仕事の遣り甲斐を感じます。また、私達の仕事を認めていただいた充実感も味わっています。
 
これからも、お客様の背中の痒い所に手が届く、お客様のよきパートナーとして信頼に応え続ける為に、小さな会社の特徴である手間暇かけた物創りと人材創りに切磋琢磨していきます。また、メーカーとしてグローバルスタンダードのイムノアッセイ系の開発と安定した品質の少量多品種イムノアッセイ生産に努力を致します。引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。

シバヤギと搾乳用ヤギによる比較は下のイラストを参照してください。


加納康彦 他 実験生殖生理学の展開 ソフトサイエンス社 p367 1982より引用