TNF-αはマウスに移植した腫瘍に対して出血性壊死を誘導する因子として同定された157アミノ酸の炎症性サイトカインです。活性型マクロファージ、B細胞、T細胞、繊維芽細胞など種々の細胞で産生された後、生体内の細胞に広く存在しているTNF受容体であるTNFR1や免疫系細胞に存在するTNFR2に結合し、アポトーシスの誘導や抗体産生の亢進などを行うことにより、感染防御や抗腫瘍作用などに働くことが知られています。TNF-αは様々な疾患との関連性が報告されており、関節リウマチ、炎症の他、糖尿病・高脂血症、腎症、敗血症、骨粗鬆症などの分野で注目されています。

 

 

 

 

キットの特徴

● 短時間(全反応時間:3時間50分)で測定可能。
● 微量な検体で測定可能。
● 環境に優しい防腐剤を使用。
● 高い測定精度と再現性。
● 有効期限は製造日より12ヶ月。
● 標準品は大腸菌リコンビナントで、カルタヘナ法非該当

 

キットの構成

 

構 成 品 状 態 容 量
(A) 抗体固相化 96 ウエルプレート 洗浄後使用 96 wells(8×12)/1 枚
(B) ヒトTNF-α標準品(凍結乾燥品) 希釈後使用 1 本
(C) 緩衝液 そのまま使用 60 mL/1 本
(D) ビオチン結合抗TNF-α抗体(凍結乾燥品) 希釈後使用 1 本
(E) ペルオキシダーゼ・アビジン結合物 希釈後使用 100 μL/1 本
(F) 発色液(TMB) そのまま使用 12 mL/1 本
(H) 反応停止液(1 M H2SO4)※取扱注意 そのまま使用 12 mL/1 本
( I ) 濃縮洗浄液(10×) 希釈後使用 100 mL/1 本
プレートシール   4 枚
取扱説明書   1 部

 

ヒトの血清・血漿

希釈検体 100 μL/well

2.05~500 pg/mL(検量線範囲)

精度試験(アッセイ内変動)

検体 Sample 1 Sample 2
1 210 17.8
2 206 17.7
3 205 18.1
4 209 18.3
5 212 17.5
mean 208 17.9
SD 2.9 0.32
CV(%) 1.4 1.8

単位:pg/mL

再現性試験(アッセイ間変動)

測定日/検体 Sample 1 Sample 2 Sample 3
0日目 135 52.1 14.6
1日目 140 45.8 15.1
2日目 122 53.6 15.3
3日目 132 55.0 15.4
mean 132 51.6 15.1
SD 7.6 4.06 0.36
CV(%) 5.7 7.9 2.4

単位:pg/mL, n=3

添加回収試験

検体(血清)

添加量 実測値 回収量 回収率(%)
0 0.458
6.25 6.62 6.16 98.6
25.0 25.8 25.3 101
100 106 106 106

単位:pg/mL, n=2

検体(ヘパリン血漿)

添加量 実測値 回収量 回収率(%)
0 0.668
6.25 6.57 5.90 94.4
25.0 25.6 24.9 99.6
100 99.4 98.7 98.7

単位:pg/mL, n=2

希釈直線性試験

正常血清または血漿に異なる濃度のTNF-αを添加した2検体を連続的に緩衝液で3段階希釈し測定結果、

直線回帰のR2は0.945から0.998でした。

臨床研究用測定試薬

免疫・アレルギー研究分野

Interleukin

シバヤギコード
和光コード
品名 検量線範囲

検体量
(希釈検体)

希望納入価格
(消費税別)
AKH-IL6
635-42311
レビス Human IL-6 ELISA Kit 1.16~500 pg/mL 100 μL 70,000円
AKH-IL8
632-42321
レビス Human IL-8 ELISA Kit 0.686~500 pg/mL 100 μL 70,000円
AKH-TNFA
639-42331
レビス Human TNF-α ELISA Kit 2.05~500 pg/mL 100 μL 70,000円

 

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